昨日、作曲家の小林亜星さんの訃報が入ってきた。
そこで、思い出したことがある。
亜星さんの訃報を見聞したのは、これで二度目なのだ。
勘違いか、それとも
一度目は、2002年9月から2003年の9月までの期間で、ちょうど前職をやめてから開業するまでなので覚えている。うち、11月から半年ほどはバイトに精を出していたため、除外する。
草野仁さんが司会の「ザ・ワイド」というミヤネ屋の前身の番組中、特集が組まれていたのだ。
もちろん、寺内貫太郎一家で共演していた生前のヒデキもインタビューに答えていた。まだ、脳梗塞を発症していない元気なヒデキだった。
だというのに、いつの間にか亜星さんが生きていることになっており、ワイドを一緒に見ていた母に聞いても
「知らないよ~。勘違いじゃないの?」
と笑われ
「え、うそ?」
となった私は、ネットで調べ始めた。
そうしたら、自分と同じ経験をした人たちが集まる「宮尾すすむスレ」に辿り着きました。
そうしたら、出るわ出るわ。
曰く、東京都大田区は太田だったはずだ
曰く、都道府県は47じゃなく、48だった
曰く、オーストラリアの場所が記憶と違う
曰く、ファンタにゴールデンアップル味があったはずだ等など…。
当時はまだマンデラ効果という名称はなく、宮尾すすむさんが亡くなった時期がおかしい、ということで「宮尾すすむスレ」という名称が、その現象を表していたのです。
スレ内では、平行世界に移動したのでは?ということで見解が落ち着いていたように思います。
そうかもしれない、と私は思いました。
上記の「太田区」に関してですが、学生時代までは確かに太田だったのだ。なぜなら、友人がそこに住んでおり、年賀状のやり取りをしていたからです。
なのに、多分平成6年(あるいは5年)、前職で郵便を送ることがあって、「太田区」と宛名書きをした際に、当時の上役に「大田区」だろうがとからかわれたことがあったのです。
そんな筈はないだろうと郵便番号帳で調べると、確かに大田区になっていました。どうにも腑に落ちませんでした。
オーストラリアの位置も、確かに北寄りになりすぎている、と思っています。パプアニューギニアに近すぎる。もっと離れていたし、ニュージーランドとの距離も今よりもずっと近かったはずだ。
そう、オーストラリアの右側の角の部分が、あんなにくっついている記憶はなかった。
おっかしいなーと常々思っていたことが、自分だけじゃないとわかって一安心したものです。
確かに、異なる世界へ移動したなら「有り得る」のではないでしょうか。
平行世界へは頻繁に移動してる
さて、マンデラ効果というのを何となく理解いただけましたか。
平行世界というのは、言わば「選ばれなかった先の世界」ということです。
例えば、ここにドーナツとポテトチップスがある。どちらをお八つにしたいか、と問われる。
両方は駄目だよ、片方だけだよ。
と母親に言われたあなたは、果たしてどちらを選ぶのか。
ここで、世界が分岐する。
ドーナツを選んだら、ポテチは食べられないけれども、ポテチが選ばれた世界だってあり得たわけだ。
こうして、一人の人間の一瞬の判断で、無数に世界が分岐していく。
それが、全人類分あったとしたら、途方も無い平行世界が生まれていくんだろうね。
平行世界をパラレルワールドって呼ぶこともある。
むしろ、パラレルのほうがメジャーなのかな。
私は、カタカナよりも意味の取りやすい漢字の方が好きなので、敢えて平行世界って呼ぶことにする(字面では)。
それで、この平行世界へのジャンプが頻繁に起こっているって話だけれども、もしかしたら、これがそうなんじゃないか?ってことを体験したので、思い出せるだけ書いてみよう。
と長くなったので本日はここまで。また次回
追記:へいこうせかいってタイピングすると平行世界って変換されるので、そのままだったけど、もしかして「並行世界」なんじゃないかと思う今日この頃。