覚書2 3/24~4/7

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緊急事態宣言は一週間遅い

 しばらくぶりです。前回記事を書いてから、「すぐにでも動く」と思われたのに、政府の動きが遅かったですね。どうしちゃったんでしょうか。新年度が始まる時点で出さなければ、転勤や引っ越しなどで無駄な出費を強いられる人がいます。

一週間遅い、と言わざるを得ません。

マスク2枚というのもどうなんでしょうか?2月末にアイディアを出した官僚がいるという話は聞きましたが、それでも一か月かかるというのは何なんでしょうか。

国会もマスクなしでやっていましたし、やっとマスクをし始めたのは先週の3/30でしたね。あれを見ていると、コロナウィルスに対する危機感が国の中枢になかったことは一目瞭然です。

結局、4/5(日)夜遅くに「緊急事態宣言」発令の準備を始めたと第一報が流れました。この一報の直前に、日本医師会が独自に出した第二弾の宣言がありました。また、首相の私邸に賊が侵入したという事件もありました。

簡潔に言うと、いくら言っても政府が動かないから見限った。すでに医療崩壊の直前なんだ。私たちは独自に非常事態宣言を出す。という内容ですね。

私は、今回政府が重い腰を上げたのは、これが切欠だったと思っています。以前、自民党が下野した時も日本医師会が民主に流れた、ということがあり、この度日本医師会は、正しく圧力団体の範を示したといってもいい。

正直、これでもまだ動かなかった場合、最悪、五・一五事件や二・二六事件のような出来事があったんじゃないかと思っていました。

いや、動機はどうあれ、五・一五じゃないけれど首相を狙った事件はありましたが。

さて、私たち個人塾経営者は何をどうすればいいんでしょうか。

学習塾は須らくオンライン化に向かうべし

九州でしたか?個人指導の塾でアルバイト講師の学生が罹患していたことが昨日の4/5時点でわかりました。

学習塾は「3つの密」の条件をすべて満たしている。どんな指導形態であっても、換気の悪さは騒音対策だし、密集や発声は「対面」で学習指導する上でどうあっても防げないわけですね。

これまでのような、「換気します」「マスクします」「手洗いします」「うがいします」じゃあ防げない。

自分も、また、生徒も。誰が感染しているかなんてわからない以上、二週間~三週間は家に閉じこもっているのがベストだと思います。

地元の公立学校は本日、始業式です。私の住む地域の市長さんは、だいぶ慎重派なので感染があった場合、直ちに休校するはず。信頼しています。各事業所向けに、消毒液も無料配布してくれています。

ですが、行政を待ちすぎていてはいけない。頼りすぎてもいけない。こういうときは自衛を徹底しなくては。

だから、学習塾を経営している個人事業主の皆さん、子どもたちが集ってくる形の授業は当面、休みましょう。休む勇気を持ちましょう。

倒産してしまう…。授業料が入ってこないと家賃が払えない。ローンだってある…とお考えの先生たち。

このページの1つ前に、休校中にできるLineを利用してオンライン化できると紹介してありますから、ぜひ、使ってみて下さい。

Zoomには情報を抜き取り、それが中国に送られるという脆弱性が発見されました。Skypeは子どもたちが使用できない可能性があります。

でも、ラインの場合は子どもたちが普段から使用しているので、それほど敷居が高くないと思います。

問題があるとしたら、どうやって使おうか、指導しようか?という教える側の問題にほかなりません。

今のうちに準備をしておいてください。(2020.4.6)