30日完成!国語の実力を上げる学習法

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偏差値30から55へ 国語力アップの学習はこれ!

時間があるからこそ、普段できない国語をやろう

国語の勉強は、学校へ通っていると頭から抜けてしまいます。

ついつい、数学や英語に気を取られがち。

でも、実際に君が本当に学力を伸ばしたいのなら、ここで国語の実力を上げておかないといけません。

「え~?」

「漢字はやってるよ」

「そもそも国語の勉強って何すればいいの?」

等の声が聞こえそうです。

今日は、そんな君に抹茶が贈る最強の国語学習法を伝授します。

 

また、学校がある期間は、平日の通学に加え、休日でも部活動やら学校行事で何やら忙しいものです。
だからこそ、いつもより時間が取れる夏休みにしかできない(と思われる)学習方法があります。

つまり、時間がかかるものです。
ただし、やれば君の底力は格段にアップします。

やりますか、やりませんか?

では、やらない子はここでさようなら。

とりあえずでも「やってみてもいいかな」と思う子だけ、次からも読んでみてください。

読解力と記述力を同時に高める

国語力というのは、無論、漢字を覚えることだけではないですよね。読み、書きができること、です。

そして、入試に出題される文章は、教科書に掲載されているものでもありません。

初めて読む文章を、時間内に理解して解く力が入試では問われます。

漢字だけやっていればいいなんてことではないのも理解しますね?

教科書のワークをやっていればいい、なんてことでもないということもわかりますね?

必要なもの:原稿用紙、新聞のみ

結論から言います。

「毎日、新聞を読み、それを要約する」

というだけのことです。

新聞のどこを読むのか、というと記事の部分ではありません。

「コラム」とか「社説」とかの部分です。各新聞での名称は異なるかもしれませんが、大体2面か3面の上部~中部に掲載されていると思います。

コラムというのは、日々のニュース記事に関して記者が感じたこと、疑問に思うこと、読者に伝えたいことが書かれています。

これを、400字詰め原稿用紙1枚以内にまとめてみる。

初めは400字以内で、慣れてきたら徐々に字数を減らしていきましょう。

その後、必ず自分以外の年上の人に読んでもらうこと。

できれば何らかの意見をもらいましょう。添削できる人がいれば、添削してもらいたいところです。

このとき、注意することは元のコラムをノリなんかで原稿用紙のどこかに貼って置くこと。

これは、読んでくれる人への配慮であると同時に、自分が何をまとめたのかを記録しておくことが大事だから。

やるとこれだけアップする

毎日欠かさず、4週間。

うちの塾生たちの中で、希望する生徒には毎年やらせ続けて20年近くになります。

これで、模試の国語偏差値が29の生徒が翌月の模試では55になりました。この生徒の場合は、国語が一番の得意教科へ変わりましたね。

また昨年度では、他の教科では58~65の偏差値なのに、国語だけ46の生徒。

この子は始めた時期が遅かったので少し苦戦しましたが、開始して1ヶ月で57.8まで上がりました。

最終的に、見事地域のトップ高校への進学を果たしました。

メリットとデメリット

メリット

一つ断言できることは、国語の力が上がると徐々に他の教科も底上げされるということです。
私としては、これが一番のメリットだと思いますよ。

新聞コラムというのは、子どもたちが苦手な論説文です。

様々な具体例を上げながら読み手に伝わるようにその主張を書く。

だから、論説文であるコラムを要約することでその文章の「言いたいこと」をつかむ練習になります。

また、国語が苦手な子の共通点として「語彙が少ない」のです。

ただ読むだけでは語彙は増えません。

文章を構築する、語句を使用することでやっと語彙が増えていきます。

さらに、漢字を覚えていくこともできる。

まだあります。

新聞を使用するのは、それが毎日配達されるからです。自分から本を求めなくても、勝手に向こうからやってくる。

面倒くさがりの人間にとっては、本当にありがたいのです。

しかも、毎日、内容が変わる。

本を買って読めばいいじゃないと思う方がいるだろうから言っておきます。

自分が好む文体が、入試国語に出るわけではありません。むしろ、論説文を買ってまで読む中学生ってほとんどいないと思います。

それに、どうやって探しますか?市販の国語の問題集?まあ、それなら最悪いいでしょう。
でも、論説文だけの問題集がどれほどありますか。

論説文だけで、30日分ありますか?あるのなら、それでも構いませんよ。

デメリット

ほとんどありません。

強いて言えば、最近は新聞自体を契約しているご家庭が少なくなっていることでしょうか。

そうすると、上に書いたように論説文だけの問題集を購入する、新聞の縮小版を購入する、図書館などで新聞を該当部分だけコピーする、という手段を取るしかないかもしれませんね。

この期間だけ、新聞を各家庭で契約するというのも一つの手だと思います。

 

やり方のまとめ

最後に、家庭にある新聞を使用する方法をまとめてみます。


新聞のコラムを探して、切り取る

・必要な箇所、大事だと思われる箇所に線を引く

・筆者の主張に線を引く

・400字以内にまとめる

・自分より年上の人に添削してもらう

これを、毎日欠かさずやり続ける。体調不良以外は必ず行う。

慣れてきたら、字数を減らし原稿用紙の半分(200字)以内におさめられるようにする。

 

 

これができるようになれば、本当の力がついているはず。

読解力だけでなく、記述力も大幅に進化していますよ。

本当におすすめです。

これは、二学期以降でも入試直前でも効果的な学習法です。

いつから始めても構いません。

ただし、入試が近づくにつれて焦る気持ちが出てきます。

どうしても、国語に目が行かなくなりがち。

できれば、今すぐ。 時間のあるうちに始めて下さい

やり方がよくわからないというのなら、お問い合わせから質問して下さい。