導入してよかった利点
こんにちは。まっちゃあずきです。今回はタイトルのシリーズその1をお送りします。
スマイルゼミは生徒一人一人の専用タブレットです。本来は塾で学習するために開発されたツールではありません。
が、それを学習塾であえて使用するメリットがあります。今回は当塾で導入して3ヶ月が経過したので見えてきたメリットやデメリットを紹介していきますね。
今回は良かった編をお送りします。
①教材研究(もしくは教材作成)にかける時間が少なくなった
②よって、大分空き時間が増えた。
③人件費がかからない(これは元々)
④授業で教える時間の短縮
⑤子供たちにとっては、塾を欠席しても家で振り返りが出来る
⑥個人のペースで進められる
⑦何度でも同じ講座を受講できる(もちろん余分にお金を払わない)
⑧暗記カードやトレーニングというシステム
⑨定期テストモード、入試対策モード(中3)が標準でついてくる
塾に導入するメリット①~④
まあ、塾にとっての利点は①から④まで。④は前の記事に書いたので省略。
そして③「人件費がかからない」です。
私のところでは、もともと人を雇っていないのでこの項目もあまり利を感じることはないのですが、他の塾さんには大きい利点かと思います。
私自身の大きな利点は上から2つです。
①教材研究(教材作成)にかける時間が少なくなった。
②よって、大分空き時間が増えた。
すべて一人で5教科指導を一斉授業形式で行っていましたから、授業の準備や使用するプリントを作成したりするのに1日の多くの時間を費やしておりました。夏期や冬期、入試の直前期などの講座が始まるともうヘトヘトです。授業よりも準備でヘロヘロ。
それが、一切合切なくなった。
もう、時間があいたなんてもんじゃありません。わお!なんてすばらしい自由時間!
一斉授業を行う塾さんでは、教材会社のテキストを使用した授業を行うのが一般的だと思います。
ですが、学校の内容と合わなかったり、難しすぎたり、あるいは優しすぎたりと私はあまりテキストを授業内では使えませんでした。
教材会社のテキストは専ら宿題専用の家庭学習用と化し、授業では自作のプリントを使用していました。(あまり、こういう人はいないかもしれませんが。)
私は予備校型の大手塾で教師をやっていましたから、どうしても板書中心の授業です。
しゃべりながら書いたり、生徒と一緒に問題を解いたりしつつ、授業を進めるので、テキストの解説授業というものができませんし、イメージもわきません。つまり、本当に学校と同じスタイルなんですよね。違うのは、そこに教科書がないこと。
それが自縛になっていて、結局、がんじがらめになっていたわけですね。
ですから、スマイルゼミを導入したことで私は非常に楽になりました。
もう、本当に。これだけで導入してよかったと思っています。
あのままいったら、いつか過労死していたレベルだったので。
いや、冗談でなく、講座の時期は心臓がバクバクしてましたから。やばい、私、死んじゃうかも。と思ったこともありました。
塾に導入するメリット⑤~
⑤以降の4つは塾じゃなく、個人でスマイルゼミを利用しても同じなんで、正直省いてもいいかなと思ったのですが、学習塾の利点でもあるんで一応記します。
塾を欠席しても大丈夫
スマイルゼミは生徒一人一人の専用タブレット、だというのはトップにも記しましたね。一斉指導型の授業の場合、結構な問題になるのが欠席した際のフォロー。
休んだ生徒の補習授業をやっていると、それこそ人件費や時間がかかりすぎます。
でもやらなければやらないで「あの塾は休んでもほったらかし」「面倒見が悪い」などの悪い評判がすぐに蔓延します。
それがなくなります。
しかも、⑦何度でも同じ講座を受講できる(もちろん余分にお金を払わない)にあるよう、何回同じ単元を学習してもいいわけです。「映像授業1回でいくら」というものではありません。講座をダウンロードしていくので、同じ内容を確認したいときに、いつでも振り返りが出来るわけです。
これは、物忘れが激しい生徒には朗報ですよね。もちろん塾でのみタブレットをやる必要はありません。家庭で学習もできる。
そう、何度だって。
テスト前にだって。
いつでも、何度でも。
個人のペースで、とすると無茶苦茶、遅い生徒もいますが、そういう子だって時間制限のある塾でなくとも、家庭で挑戦できるのがいい点ですよね。
⑧の暗記カードやトレーニングというシステムは全学年の内容がいつでもできるため、ちょっとした復習ができるという点でも同じです。が、これは個人的に一番良いと思っています。まず、短時間で復習できる。大体、1つ5分程度です。
メリット一押しは「暗記カード」「トレーニング」
「暗記カード」というのは、英国理社の4教科+保体・美術・音楽・技家の8科目の暗記内容を一問一答式で科目ごと、単元ごとにランダムで出題されます。
ちょっとYou Tubeで見てください。
「トレーニング」は英数理社国で、テストによく出題される内容を時間制限ありの一問一答。ダウンロードした単元のみならず、全学年の内容が復習できます。数学は小学校内容もあります。こちらもどうぞ
科目ごと説明しますね。
数学について。小学校の計算問題~平均・速さ・割合など。
中学校内容に不安があるとき、先にここをやらせてから該当単元に進むとスムーズに学習が進みます。
例えば、関数(比例でも一次関数でもどちらでも)が苦手な子の場合は、小学校の比例反比例で復習する。
また、理科の地震波の問題で苦しんでいる場合は、小学校の速さが苦手。だから、トレーニングの速さ単元をやらせてみる。
飽和水溶液や湿度を求める場合も、割合で%の出し方を一度、やらせてみる。それで、結構解消される場合があります。
小学校内容だけじゃなく、中2の連立方程式が苦手な生徒に中1の文字式や一次方程式を復習させてからだと苦手意識がなくなったり。
「急がば回れ」で、先に先に進みたがる生徒に腰を据えてじっくりやらせることができるコーチ力が必要です。
そして、「解き方」という映像授業があります。何度挑戦してもできない子にはこちらを見てから再挑戦するのがおススメ。
英語の場合は、「暗記カード」が中学の教科書に合わせた英単語を確認するものに対し、「トレーニング」は英文法(英作文)中心の内容です。
国語は「暗記カード」が単元ごとの漢字に対し、トレーニングは文法編と古文・詩歌編の2つが準備されています。
あまり使用しません。
理科のトレーニングは主に生徒が苦手な問題が出題。
計算問題だけでなく、二分野問題もある。
さらに、「解き方」の映像がついてきます。(この映像は数学には必ずあります)
社会は地理・歴史・公民と3つに分割。地理編は地形問題が地図付きで出題されるんでやりやすい感じですが、歴史は年号のみなので使えません。
というか、年号を出題する地域ではないので当塾ではつかっておりません。
歴史は専ら、「暗記カード」で補っていますね。
ただ、社会は全般的に内容が薄いかな?と感じております。
まあ、これだけのボリュームがあると、こちらが用意するプリント類は不要なわけで。きちんとお家で学習する生徒なら、まさしく、塾がなくてもよいツール。
通塾の必要性がない?
いいえ。
それでも、通塾しないと無理かな?というのがスマイルゼミを導入した私が思うところ。
と今日は時間が来たのでここまでにしたいと思います。次回は、この続きとデメリット中心に書いてみます。
◆スマイルゼミ◆中学生向け通信教育