学習塾にスマイルゼミを導入する利点・改善点②

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んにちは。まっちゃあずきです。連続更新です。すごい!では、昨日の続きです。

えーと、昨日はスマイルゼミがあれば塾なんて必要ないじゃない?に対し、「NO」と断言したところで終わってました。

スマイルゼミこそ学習塾が必要である理由

都市部の学生ならいざ知らず、地方の中学生の中堅層以下(一部上位層も含む)などは、学校の宿題だって満足にやりません。

いや、学校も宿題を出すのは定期テスト前くらいなんてところも多い。(少なくとも私の地元はそう)

 

普段は、部活動ばっかりですからね。

こと私の地元は特に部活動が活発で、夏場の生徒の帰りは18時30分下校になります。これ5月から夏休み前まで続くんですよ。

本年度の部活動改革からどのように変わるのか。6月現在、18時15分下校です。地元の中学の場合、学校~家の距離が4㎞以上ないと自転車通学を許可されません。ギリギリ4㎞ない子なんて、重い鞄を引きずりながら1時間近くかかる。そんな地域です。これ、なんとかならないんでしょうか。

 

塾屋としては子供たちの学校外の時間が短いために、どうしても、19時20分過ぎからしか授業を組めない。

それでも間に合わないから、子供たちは学校から直に来塾する子もいます。

塾でお弁当・軽食を済ませ、授業を受ける。

帰ればもう22時。

へろへろですよ。

宿題もそりゃあ、できないわなあ。

帰って、入浴して、バタンキュー。

朝、早めに起きて宿題をする。または、学校へ行ってから宿題をする。または昼休みの間にするなどなど。

 

そんな生徒を見ていると、スマイルゼミを家庭学習としてきちんとやるかと言ったら疑問。

うちの生徒たちは、家庭でタブレットに電源すら入れませんからね。

長続きしない?ならば、それを学習塾に任せればいいんだ

そう、自己管理能力が低い子は長続きしません

これはスマイルゼミにしてもチャレンジゼミにしても同じだと言います。むしろ、チャレンジゼミは映像が1つ40分くらいあるそうです。(実際にやっていた生徒から聞きました。)

暇とやる気があるときだけしかタブレットに電源を入れなかったんだということです。

そりゃそうだ。

自分にも覚えがありますよ。私は高校生の時「進研ゼミ」をやっていたんですが、ま~続きませんでした。とにかく郵便で送るのが面倒。封筒がない。切手がない。そうこうしているうちに締め切りが来る。ええい、もういいや!ってなって結局一度も提出しなかった。あれと同じ。

 

ええと、別の言い方をすると。これからの塾の目指す未来はジムなんですよ。

健康的になりたいんだったら、家の周囲をランニングしたり、歩いたり、マラソンしたりすればいいのに。なぜ、わざわざお金を払ってジムに行くの?ってことです。

そう。強制力がないと、どうしても甘えが出てしまうからでしょ?周りの人とワイワイとコミュニケーションをとりながら、なんとか続けられる。インストラクターがきれいなお姉さんだったり、イケメンだったりするとモチベーションが上がる。つまりは、そういうこと。

 

大人でもそうなんだから、子どもだけができるわけないじゃない。「うちの子やる気がなくて。」なんて子供のせいにしちゃいかんですよ。

 

きちんと管理しないとダメ。折角、いいものなのに宝の持ち腐れにしてしまいます。

だからこそ、自己管理能力を鍛える、または育てるというように切り替えないと。そして、それは家庭ではできない。

よって、塾はこれからは教えるんじゃなくて、コーチングだ、という私の言い分はわかっていただけると思います。

 

もともと学習塾を必要としている子がどういう子か?中学受験など意識高い系ではなく、ですよ。

自己管理ができる子が学習塾を必要とするか?

 

そういう子は、教科書や副教材で勝手にどんどん学習していきます。

だから塾を必要とするか?って言ったら入試が差し迫ってくるまでは必要としないでしょう。

 

ちなみに静岡県だと、夏休み明けの学調のために本腰を上げます。部活動が終わった夏休みに一斉に受験勉強を始めます。だから、静岡では夏期講座が隆盛。

でも、夏休みの間に高校見学がポンポン入ってきます。一人で7つくらい見に行く子もいる。まあ、これは中学の指導によっては、公立一つ、私立一つと決められる場合もあるんで一概には何とも言えませんが。

当然、夏期講座の補習なんてやってられませんよ。欠席扱いです。

ただでさえ二学期が8月25~28日から始まるよう前倒しになっていて講座日程を組むのに四苦八苦するのに、補習なんてやってられるか!ってなってました。実際、大手は映像授業でカバーしているようですしね。

 

もう、一斉集団授業が無理なんだとつくづく実感します。こんな時代だからこそ、個別ベースのタブレット授業は学習塾にこそ必要だと、そう思っています。

 

 

結論:スマイルゼミは、学習塾にこそ必要であるし、スマイルゼミもまた学習塾を必要とすべし。

続いて、見えてきた課題について。と思ったら時間が無くなりました。続きはまた次回。