塾の通信を作ろう

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紙媒体はまだまだ有効

こんにちは。まっちゃあずきです。
本日はタイトルの通り塾の広報を作ろうという内容です。通信でもお知らせでも新聞でも何でも構いません。

そして大層なものでなくても構いませんが、集客ツールの一つですからいい加減には作れませんね。

現在ではSNSなどを使って、保護者と個別にやり取りをしている塾の先生も多いと思いますが、紙媒体というのはそれだけでインパクトが大きいものです。
新聞の契約数が減少している昨今、せっかく作った折込広告が意味をなさなくなっていますよね。
でも、だからこそ、保護者間での口コミは馬鹿になりません。
ウチの塾も、チラシで入塾を決めることが殆どなくなってきましたが、毎月発行している保護者向けの通信を通じて入塾を希望してくれる方や紹介してくださる塾生保護者の方でなんとか続けていられます。

そうはいっても、ピンからキリまでの通信があるわけで、どういった内容にしたらよいのかとお悩みの先生。ぜひ、参考にしてください。
即効性はなくても、じわじわ効いてきますよ。

毎月発行するのが鉄則です

通信を出すと決めたら、とにかく、必ず、毎月発行すること。これが絶対条件ですね。なんで?
塾の通信=広告だから。

でも、単なる広告には目を通さない。

だから、チラシそのものじゃだめ。

まずは、鉄板なのが月間のスケジュール。

塾内での予定があろうが、なかろうが、この日は休み、あの日はある、というところまで一目でわかるようにしておきたい。

また、意外なことに、その月の予定を把握している親は少ないんですねぇ。

学校の定期テストなどの予定もしっかり入れておきます。そうすれば、どこでテストの対策があるとか、模擬試験があるとか、塾で面談期間がいつからいつまでとか。なおかつ、時間帯がわかれば言うことなしですね。

私は、エクセルでテンプレートを組んでおいて、それをワードに引っ張ってくるので表型の月間スケジュールです。31日間すべていれます。

はい、こんな感じでワードで作ったものです。
左にカレンダー。右サイドに、特化した内容を補足しておくと、わかりやすいんじゃないでしょうか。

作り慣れていなければ、はじめは、これだけでもいいので、まずは、毎月発行するという点を心がけましょう。

そうすれば、保護者が塾の予定を確認する姿勢ができてきます。つまり、毎月、塾からの広報を自然と読む態勢になります。

作り慣れてきたら、裏面を利用して、一生懸命にひねり出したネタを披露すればいいのです。

その際、同じワード紙面で作る必要はありません。

別のソフトを使ってもいいし、それこそ、手書きでもいいと思います。

要は、あなたの思いが保護者に届けばいいのですから。

別に思いでなくても、単なるお知らせでもいいんですよ。勉強法なんかでもいいかもしれません。

テンプレートを上手に利用する

さあ、ここぞというときにインパクトを与えましょう。
例えば、テスト終了後。例えば、夏期や冬期などの特別な講座・講習など。
下に、置いてあるのはスポーツ新聞風にしたテスト優秀者を前面に出したものです。


実際には、写真や名前、記事などを入れますが、今回はスルっと削除しました。
こちらは、「スポーツ新聞風テンプレート」で検索すると出てきます。

パワーポイントで作成できるので、とても簡単です。
リンクを張っておきますね。フリー素材・無料素材のDigipotさんのサイト。

今回初めて利用したので、ほぼいじることなく、そのまんま手抜きの通信ですが、子どもたちには結構評判がよかったものです。

昔、イラレでうんうん作成していたチラシだって、今はパワポで作れちゃいますからね、チラシを作る練習だと思って、実際には通信に使わないとしてもやってみてもいいんじゃないでしょうか?

ワードは「嫌」。

だけど、新聞風にしたい。

でもって、無料がいい。

そんなあなたにお勧めするのは、「朝刊太郎」ですね。
本格的な新聞が作れます。私も以前は、こちらで通信を発行していたときがあります。


下に画像貼ります。

この紙面は、今回用に再編した、過去の文章の組み合わせになりますので、記事が中途半端になっていたり、見出しと写真があっていなかったりするんですが、まあ、感覚だけわかればいいかと体裁は整えていません。

見出しの文字が、見事に新聞の「それ」であるところがポイントが高いわけですね。

本当に、このクオリティのものをよくぞ、無料ソフトで出してくれたものだと作者様には感謝します。

実際に、このソフトで新聞を作っている高校の新聞部などがあるようでした。

ただ、本格的なので、その分、時間もかかるわけで。

月間スケジュールをうまく組み込めなかったために、次第に使わなくなりましたが、通信のページが4ページある場合、中面を作るのに今でも使用します。

現在は「朝刊太郎・改」が公開されていますが、まだベータ版なので、普通の「朝刊太郎」のが使いやすいと思います。

朝刊太郎はこちらから。

ワードでさらっと作りたい。

文章をガシガシ入れたい。

そんな場合は、ワードのテンプレートを配布しているサイトもあります。縦書きテンプレートもありますので、こちらもどうでしょうか。

本の印刷工房」さんです。

紙面イメージが付いているので、スタイルに合わせてダウンロードしてください。

本日は紹介編。次回は、実践編に入ろうと思います。