過去最高に楽だった冬期講座

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2020年のスタート。あけましておめでとうございます。

今年は学校でタブレットが導入される年ですが、一体どうなるんでしょうね?教育現場での混乱が予測されますね。

さて、年末年始といっても、塾家業をしている以上、私たちにはのんびりと家族とともに休むなんてことは許されなかったわけです。

受験が近づいているのに、何を休むなんて言っているんだというのが、この業界の常識。かく言うワタクシもそんな生活をかれこれ30年近く(学生時代のアルバイト含め)続けていました。

ところが、今回の冬期講座は12/30で終了し、年初めの授業は今日1/6から。

初めて一週間のお休みを味わいました。いやあ、のんびりしました。

もちろん、講座自体はありましたよ。

ただし、中3だけの受験講座というわけでなく、中学生は一緒くたです。

これも、スマイルゼミ効果ですね。

そして、気になる冬期講座全体の収益は…昨年までとほぼ変わらずです。

正直、今までの疲労は何だったんだろうかとさえ、思いますねえ。本当に、体も心も楽ちんでした。気になっている方にちょっとご紹介しましょうか。

過去の講座はこんな風

では、比較対象のため、過年度までの講座時期のルーティーンを書き出してみます。

大手予備校塾教師時代

朝、6時起床。午前中の講義がある校舎にマイカーで出社。8時から講義が始まるため、30分前までに到着。

8時から12時まで授業。13時から午後の講義が始まるので、マイカーで移動しながら昼食。12:30までに到着し、校舎を開ける。

13時から17時まで午後の授業。

小学生の授業があれば、17:30から。なければ、夜の中学生の授業に間に合うようにマイカー移動。

19:20~22:00まで夜の通常授業。

授業後、教室を簡単に清掃する。22:30ごろ、校舎を後にする。

直帰できるときもあれば、一度、本部に戻って報告することもある。(これは、各地区の本部長によるところが大きい。)一度、本部に戻ると、帰社するのは23:30から24:00ごろ。

26:00ごろ就寝。

独立開業後~昨年まで

見事に、社畜精神が養われていた私は、せっかく、独立開業したのにも関わらず、講座というのはこれだけフルに働くもんだという思い込みがありました。各地を移動することがない分だけ楽であるとさえ、思っていましたねえ。

朝9:00~12:00 中3講座 講義ベースで進める。

午後は中2以下の学年をeトレで冬期特別トレーニング。大体1コマ3時間。

開業直後から10年くらいは13:00(または15:00)開始で、中3も夜の通常授業があった。合間に翌日の講座の授業準備をする。お昼休憩は取れない。

近年は中3の夜の通常授業はなし。合間に翌日の講座の授業準備をする。お昼休憩が取れるようになった。中3の夜の授業がなくなったことで、楽になったなぁとひそかに喜ぶ。

 

今回の冬期講座は講義なしの演習のみ。

ええと、羅列していて予備校塾時代のハードさに滂沱の涙です。よくもまあ、残業手当やマイカー手当なしにやっていたな、と。

開業してからは、徐々に楽な方にシフトしていったんですが、50歳を超えると体がなかなか着いていかなくなってきました。

そして、昨年度からスマイルゼミを塾に取り入れたことが、日々の授業のみならず、講座にもいい影響を与えてくれました。

夏期講座は従来通り、中3のみの講義形式をやってました。ただ、結果が奮わなかった。そこで、冬期は思い切って、講義形式をバッサリ切りました。

そうなると、中3だけ集める必要がないんですね。他学年と一緒にできる。

結果、こうなりました。

1回2.5時間のレッスンで5回コース、8回コース、10回コースの3段階に分けて好きなコースを選ばせる。

部活動がある中1・中2を鑑みて、ほとんどが夜の時間帯。

8回や10回だと夜時間では間に合わないので、朝時間、夕方時間を時々入れる。

結果、見事に塾生全員が冬期を受講。

予測したとおり、中1・2は5回。中3は8回または10回を選択。

間に、二日、模試がある。日曜日はお休みとする。それでも、12/30には一切終了。

講座の準備をする必要がなく、休みも増えた。収益は変わらず。無茶苦茶だった過去の生活が、人間レベルになりました。

あとは、結果がどう出るか。

このままやっていけるのか。

さあ、どうなるんでしょうか。

そうですね、どんな風にやっているのか?という点についてはまた後日。