にっこにこの保護者会

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こんにちは、まっちゃあずきです。
先週末、無事に保護者会を終えました。
今日の記事は、保護者会で何を話すの?と悩む個人塾の先生用に書いてみます。
 
今回は、3分に1回は爆笑するという保護者会となりました。
こんなに「笑う」保護者会というのを自分がやったことはなかったので、何やら不思議な気がしています。
 
なんでだろうなぁ?

昨年度は「お茶会」

昨年は、保護者会というより「お茶会」形式で行ったんですよ。

たまにはこんなのもいいか。って
コーヒー、紅茶、ハーブ茶、緑茶と様々なドリンクを用意し、ショートケーキを出して。

保護者会というよりは、ママ友たちのアフタヌーンティータイムのような雰囲気。

新年度スタート時に残る人数が少なかったということもありますが、タブレットを導入するということで大幅な変更点があることで「申し訳なさ」が先に立ったからかもしれません。

まあ、でも和やかでした。
 
ただ、ちょっと塾の先行きが暗いなという雰囲気は醸し出されていたかな。

あ、今思いつきました。
 
もしかしたら、塾が終わるお知らせなのかもしれないと思った保護者さんがいたのかもしれませんねえ。
全員出席したし。
それが、全くそんな話じゃなく、むしろ、明るい話だったのが功を制したのかもしれません。
安心したというか。
 
だから、お母さん方の心が開いていたんでしょうね。そんな気がします。
 
前置きが長くなりました。本題に入りましょう。

基本は「なぜ保護者会を行おうと思ったのか」

保護者会を行う意義を忘れてはいけません。


あなたは、なぜ、わざわざ保護者会を行おうと思ったのか、それなりの理由があるはずです。

「書面」や「生徒伝え」ではいけない理由があるからこそ、保護者会という手段をとったはず。
それを意識すれば、何を話したらいいのということの8割は達成ですね。
 
1月は「新年度保護者会」ですから、新年度に変更する内容を「書面」や「生徒伝え」でなく、きちんと対面して伝えることが本題です。

授業料、時間割など、変更点はいろいろありますよね?
 
いくら、他に話したい内容があるからと言って、本題を外してはいけません。
どのポイントで伝えるのかは自由ですが、必ず、伝えます。これ、大事。
 
新年度の保護者会でない場合も同様に。
例えば、「講座」を特別に組むとき。
無料で行っていた「テスト対策」を有料にする場合。
 など、お金が絡む際には慎重にやりたい。
 
そうすると、メインに持ってくる話題が決定しますね。
 
でも、それだけじゃ、時間が余るという場合に何を話せばいいか?

面談にかぶる内容を話す

今回、意識したのは「お母さんたちに喜んでもらえる」保護者会にしようということでした。

「来てよかった」と思って帰ってもらいたいな、と資料を作成しているときにずっと考えていました。
どうしたら、「来てよかった」と思ってもらえるかな?
「次も来たい」と思う保護者会ってなんだろう?
 
出た結論はとてもシンプルで、「うちの子の成績はどうしたら上がりますか?」という問いに先に答えてしまおうというものです。
 
お母さんたちが聞きたいことってそこに集約されるんじゃないのかなって思うわけです。
塾の理念とか指導方針とか、正直どうでもいい。
兎に角、成績を上げる方法を探してる
 
個別に面談でやればいいじゃない?
 
そうですよね。余力がある先生方はそれでいいですよ。
ただ、私個人としては、面談で話す内容が、意外とカぶることが多いと感じています。
そう、勉強法の話が多いんです。
「うちの子、勉強のやり方がわからないんです」

「もっと効率のいい勉強の仕方はありませんか」とか。
 
だから、今回は以前書いた記事「シリーズ学習」の話をしました。
理解:演習:暗記の話ですね。
 
そして、お母さん方に実践させる。「音読」で憲法条文を暗記。 

お母さんたちが生徒になって、寺子屋式に暗唱する風景はシュールでしたが。
 
どんどんスピードアップして、どんどん語句を消していくたびに悲鳴とも言えない声が聞こえる。
すっかり、生徒に戻っています。
 
声が出てくると、笑い声も自然とおこり、一体感が生まれ、なんだか本当に「授業」をしている妙な気分。
実際、お母さん方の年齢は、予備校時代のかつての「教え子」たちと同じくらいですし。
 
時間もないことなので、5分程度で終了したのが惜しかった。
ただ、効果は覿面で、その後はすっかり生徒モードのお母さん方。

私もすっかり授業モード。つまりはリラックス。
 
何を言っても笑い、ちょっとした動きに笑い。
お互いに良かったようです。
 
内容的にはほとんど、前出記事と同じ
ただし、暗記の具体的なやり方をどうやって、アウトプットさせるかという点を付け加えました。

英語の1P学習のやり方、自学ノートの作り方、問題集(学校の副教材)などとの付き合い方など、結構具体的に話したんですよね。
これは、また後発の記事で上げようかと思います。
 

「来てよかった」と思える保護者会に

最後に。
いざというときの避難先の話をして締めました。
終了時刻は20:50。
予定では20:30だったのが、延びまくりです。授業モードが効いたなと反省中。
 
でも、にっこにこでお帰りになられた良い保護者会だったと思います。
当初の目標「来てよかった」は達成できたんじゃないでしょうか。
 
これが撒き餌になって、新年度の募集に繋がることを期待してます。
 
そして、この記事が少しでも参考になれば幸いです。
では。