中2地理の暗記用シート「日本の人口」をアップしました。地元静岡は来週もう期末テストです。当然ですが、この内容も範囲のものですね。
今回はA4サイズの表面1枚となっています。「人口ピラミッド」や「過疎過密」、「過疎地域での村おこし(町おこし)」などが含まれています。
ここは現代日本の抱えている大きな課題となっているので、入試問題にもよく出題されます。
あなたなら、どのように地域おこしをしますか?
静岡県川根本町にある川根高校の取り組みを紹介しますね。
川根高校は静岡県内では珍しい山間部にあります。トーマスのSLが走っている大井川の奥、と言えば「ああ」と分かる人も多いでしょう。最近では、水上にある駅「奥大井駅」も有名ですよね。
川根高校は、毎年定員の半分程度の人数しか入学しません。
そこで、以前、町を挙げての大騒動になった「町内全域無線LAN」を活用することに決めました。この騒動はこの騒動で面白い出来事で、勇気ある町長さんの決断が素晴らしいので、時間があったら是非調べてください。
川根高校では、地域の子供が入学しないのなら、全国から募ればいいじゃない。でも、全国から募集なんて当たり前でしょ?
いいえ。
公立高校というのはその地域のためにあるものですから、地域外の子供を受け入れるなんて普通はできません。
私立高校とは違うのです。
さて。町に住むのはお年寄りばかりの町に果たして、全国から募集するといっても、受験をしに子供たちが来てくれるのでしょうか?
ここで、先ほどの「町内全域無線LAN」が生きてきます。
世界で一番か二番目にハイレベルのIT技術を持ったインドと提携します。
インド人技術者が、川根高校でITの実践スキルを指導してくれるのです。公立高校の授業として。
これは今年度からの取り組みで、まだまだ知られていないのかもしれません。でも、今年度の県外生は20名を超えたと聞いています。
町の人たちは若い子が増えて、大喜び。
インド人技術者もきれいな水と空気と温泉に囲まれて大喜び。
子供たちも、不慣れな寮生活ながら、町中の人たちから歓迎されて、たくさんのじいちゃんばあちゃんができて喜んでいるそうです。
学校も存続が危ぶまれていたけれど、何とか息を吹き返して大喜び。
結果、川根高校が町を活性化したわけですね。
こんなのが地域おこしの一例です。
あなたの地域の町おこしの例は何かありますか?なければ、あなたならどうしますか?そんなことを考える題材です。
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